BONITA-APPLEBUM !!! 第三十一局
 タイで一人暮らしを始めてから12ヶ月以上が経過して、その生活の中では奇跡に近い経験や出会いを繰り返しました。もちろん今現在もそれは続いていますし、毎日が大冒険の様で、まるでコントローラーを握りながら毎日をリアルにロールプレイングゲームしている感覚です。

 前回の BONITA-APPLEBUM !!! 第三十局でも紹介したんですけど、自分はもともと写真を撮る事が好きで、あわよくばソレが仕事に繋がって生活費を稼げれば理想だったんですけど、ソレが仕事に繋がらなければ他の仕事を選ばなければイケナイ。ソコに現実というモノを見ました。















 ある日、自分が住んでるアパートの隣の一軒家に革職人が住んでる事を知りました。

       「カキンッ!カキンッ!」

 あの夜な夜な聞こえるトンカチの音はそういうコトだったのか‥。

 









 その人はドレッドヘアーで、しかも女性(31才)。俺の兄貴と同い年だから、まぁ言ってみれば新しいお姉ちゃん。みたいな。ものすごく派手な服装で歩いているし、すれ違う人が振り返る気持ちは充分に分かる。ボブマーリーみたいな女の人。

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 家が隣だし、俺は暇だし、よく遊びに行く様になった。最初は見てるだけだったんだけど、少しずつ手伝わせてくれる様になった。あのトンカチの音を自分が鳴らすようになるとは思ってもいなかった。







 本格的にハンドメイドの技術が身に付いて来たのは最近の事で、それまでは、減っていくだけの所持金の事が気になって仕方なかった。日本ではなく、このタイで生活費を稼ぐ事を始めてしまいたいとず~~~~~~~っと考えてた。
 先生(お姉ちゃん)のサイフを売ってるお店(革商品を扱う雑貨屋さん)がチャトチャックというアジア最大とも言われるマーケットの中にあって、(出店数1万店以上)、半年前、そこで働かせてくれる話が出て来た。ハンドメイドの修行と平行して、ココに日本人の店員が誕生した。









 タイ人の輪の中に入って一緒に仕事をするっていう事は、最初ものすごく大変だった。メチャクチャ忙しいし、言葉もロクに通じないし、一人で普通に昼飯を食べてたら仲間はずれにされたし、(タイ人は基本的にみんなでご飯を食べる。) 分からない事だらけで泣きそうだった。ケンカもしまくったし、2ヶ月くらい経った頃、最終的には社長(タイ人の女カリスマ社長38歳)に「お前なんか辞めちまえ」と言われた。人生で一番悔しかった。



















 でも辞めなかった。辞めるのは簡単だったけど、辞めたらカッコ悪いと思った。日本人がタイ人と同じ給料で働くって事には正直戸惑ってた。でもそんなことはもうドウでもよかった。絶対に見返してやるっていう気持ちしか持ってなかった。悔しかったから、どうしても負けたくなかった。













 文化の違いを越えて、バリバリ仕事をして、毎日を楽しく過ごせる様になりたいと考え始めてから、ドンドン仕事ができる様になった。ソレは人間関係にも影響した。この頃から働き易くなってきたと感じ始めたけど、働き易くなる様に状況を変えたのは自分だった。














 客観的に自分を見て、意識が変わっていくのが分かった。昔以上に自分の可能性を信じる様になったし、やっぱり前に進んでいく以外に道がなかった。3、4ヶ月経った頃にはメチャクチャ売り上げられるようになった。そしてしばらくしてもう一店舗新しくお店がOPENする事になったとき、自分が店長に任命された。奇跡だ。











 


 ソコのお店では自分ひとりで全てをこなしています。OPENしてから二ヶ月が経ちました。世界中の人達が訪れるマーケットだから、いろいろな国の人達と接客して会話できる事が本当に楽しい。タイ人、日本人はもちろん、アメリカ人、イギリス人、フランス人、ドイツ人、オランダ人、イタリア人、オーストラリア人、イスラエル人、インド人、マレーシア人、シンガポール人、ベトナム人、中国人、香港、台湾人、韓国人、その他、凄く珍しかった人達は、スペイン人、ペルー人、ギリシャ人、オマーン人、アルゼンチン、ブータン在住の日本人、日本各地をあげたらキリがない。みなさんと交換してもらった名刺は僕の一生の宝物です。そしてこの二ヶ月で自分のタイ語も英語もグンッと上達した様に思います。お店で僕と会話してくれたみなさん、本当に感謝しています。みなさんに会えて本当に良かった!


























































 もうそろそろ今年が終わろうとしています。僕にとっての今年一年は、出会いの一年でもあったし、執念の一年でもあった。2006は激動の一年だったし、来年はどんな未来が待ってるのか楽しみでワクワクしてます。

 僕はみなさんに支えられています。地元の仲間たちはモチロン、両親、兄貴、ばあちゃん、親戚の方、吉田みきお、先輩、後輩、タイで出会ったみなさん、本当にありがとう。言葉では表す事の出来ない程の愛情を込めて、バンコクから、みなさんの健康と、幸せを祈っています。

 2008年、ひょっとしたら日本に一度戻るかも知れません。今まで僕が撮り貯めてきた写真たちを、僕の兄貴的存在の大先輩が、日本の会社で起用してくれる事になったからです。僕から言える事は、自分の好きな事には命をかけてもいいと思う。命をかけているモノがあったなら、ソレがそのまま仕事になる。仕事が楽しかったら、きっと人生は大きく変わると思う。仕事は楽しんでやるモノ。もし、日本でストレスを抱えながら働いている人がいるなら、僕の話を聞いて欲しいです。この人生は本当に一回だけです。だから、ストレスよりも夢を抱えて生きて欲しいです。僕は2008年、夢をガチンコで現実に変えていこうと思います!

 というわけで、来年みなさんに会える事を楽しみにしています!一緒に酒を飲みたい!でもそれまではしっかりと仕事をします。お互い本気でがんばりましょう!話が長くなってしまったのでココで締めます。大好きですっ!それでわみなさん、良いお年をっ!!!



















































































































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 ニマ。1週間泊まりに来てたスイスランド人の友達の息子。2歳。
by bammbaaataaa | 2007-12-31 23:52 | タイ バンコク
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